2017年05月15日号
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東京オリンピック1964デザインプロジェクト

Design Project for the Tokyo 1964 Olympic Games

2013年2月13日から5月26日にかけて、東京国立近代美術館にて開催された展覧会。タイトルが示す通り、1964年の東京オリンピックをデザインという観点から捉え直すことを目的に企画された。構成としては「東京オリンピックの準備 シンボルマークとポスター」「東京オリンピックの開幕 視覚伝達システムの確立」「東京オリンピックの記憶/記録 メディアイベントして」の3部からなり、招致活動や本大会で用いられた各種ポスター、シンボルマーク、会報、記念切手、コイン、タバコ、入場券、聖火トーチ、選手団ユニフォーム、徽章、プログラム、メダル、ピクトグラム、競技場の図面や模型などが多数展示された。これらの展示作品のデザインに関わったのはいずれも当時各分野で第一線のデザイナーたちであり、オリンピックが日本のデザイン界にとっても総力を結集した一大イベントであったことがうかがわれる。なかでも、東京オリンピックがピクトグラムを全面的に導入した初めての大規模な国際イベントであったことは強調されていい。なお、東京オリンピック・パラリンピック2020招致委員会が後援としてクレジットされており、2020年大会の開催都市を決定する同年秋のIOC総会に向けて、同展が招致活動の一環として位置つけられていたことがわかる。2015年春には、同展の続編とも言うべき「大阪万博1970デザインプロジェクト」展が開催された。

著者: 暮沢剛巳

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