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2013年03月01日号のバックナンバー

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フォーカス

「ON/OFF」展、現在進行形のアーティストたち

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[2013年03月01日号(多田麻美)]

 これまでの中国において、若手アーティストたちのグループ展は往々にして、グループや傾向、世代、ジャンルでひとつに括られ、個々の創作行為よりはその集団としての性質に注目が集まりがちだった。だが、そんな過去に疑問を投げかけ、個々のアーティストがいま、現時点で行なっている実践に、最大クラスとも言える舞台を提供したのが、今年の1月13日にユーレンス現代アートセンター(UCCA)で開幕した、「ON/OFF 中国の若手芸術家の観念と実践」展だ。

キュレーターズノート

「坂口恭平──新政府」展

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[2013年03月01日号(能勢陽子)]

 「あなたは何大臣ですか?」。展覧会の入口に掲げられた言葉に、一瞬ためらう人もいるだろう。いまの社会を規定している枠組みから離れて、人間の生に必要な根源的なものだけで成り立つ新政府ができたとしたら、そこでなにができるか考えたことがないくらい、私たちは受動的に生きている。

二年後。自然と芸術、そしてレクイエム、分水嶺・齋藤隆展

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[2013年03月01日号(伊藤匡)]

 あれから二年になる。被災地域では、「あれから」だけで通じるほど、大震災の経験は生々しく、心に深く焼きついている。一方で、日々の生活は慌ただしく、日常の時間は流れるように通り過ぎてゆく。深層にとどまって動かない時間と表層を流れる時間の乖離に戸惑いながら過ごしてきた二年間であった。

artscapeレビュー

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