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2015年11月15日号のバックナンバー

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フォーカス

美術館活動の原点を問い直す──鎌倉からはじまった。1951-2016 展(パート1〜パート3)レビュー

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[2015年11月15日号(伊村靖子)]

 「カマキン」の愛称で親しまれてきた、神奈川県立近代美術館鎌倉館★1。その展覧会場に足を踏み入れると、これほど小さな空間から日本の公立近代美術館の歴史が始まったのかと改めて驚かされる。本展を最後に鎌倉館は閉館し、葉山館と鎌倉別館の二館体制に移行することになっている。

キュレーターズノート

「私的[荒川修作+マドリン・ギンズ]考」「ヨーロッパの写真家が出会った高知」「イノビオーダー555」ほか

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[2015年11月15日号(川浪千鶴)]

 今秋、高知アートシーンは画期的といっていいほどの活況を呈している。私の4年間の高知生活を振り返ってみても、もっとも数多くの、多彩な「草の根」のアート・プロジェクトに触れることができたのはうれしい限り。総合型の美術館が県立1館しかなく、公募展の影響力が大きい高知において、オルタナティブなアートスペースの活動、アーティストや地域住民との共同の必要性を感じていただけにひとしおである。本コラムでは、この秋を代表する5本のプロジェクトをめぐって、その趣旨や取り組みを中心に紹介しながら今後の課題や可能性を考えてみたい。

「九州派展」と『九州派大全』、「肉筆浮世絵の世界」、菊畑茂久馬 個展「春の唄」

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[2015年11月15日号(山口洋三)]

 長年の懸案であった『福岡市美術館叢書6 九州派大全』を、ようやく出版することができた。これにあわせて、「九州派展」も開催中である。

アート・アーカイブ探求

伝藤原信実《北野天神縁起絵巻(承久本)》(天拝山の段)謎を呼ぶ神気──「竹居明男」

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[2015年11月15日号(影山幸一)]

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