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2017年09月01日号のバックナンバー

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フォーカス

【キューバ】キューバの現在と、アートシーンについて

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[2017年09月01日号(岡田有美子/服部浩之)]

 2018年3月から4月にかけてキューバの首都ハバナにあるウィフレド・ラム現代美術センター(Centro de Arte Contemporáneo Wifredo Lam。以下、ラムセンター)にて、日本とキューバの現代アートを紹介する展覧会が国際交流基金と同センターの共同主催により開催される予定だ。本稿では、その企画のキュレーターを務める岡田有美子と服部浩之が共同執筆というかたちで、キューバのアートシーンと背景を紹介する。前半部は岡田がキューバの歴史や芸術文化の背景にある社会状況を紹介し、後半部では服部が文化機関やアーティストの動向などを紹介する。

キュレーターズノート

「実験場としてのミュージアム」のつくりかた
──科学博物館エクスプロラトリアム

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[2017年09月01日号(菅沼聖/今野恵菜)]

 前回は筆者が勤務している山口情報芸術センター[YCAM]を題材にこれからの公共文化施設と社会との関係性をラボやエデュケーターといった観点から論じた。今回は科学博物館という枠組みを超え、先進的な活動を行なうエクスプロラトリアムの取り組みを通じて、引き続き社会のなかでのミュージアムの可能性を考察していく。

志賀理江子 ブラインドデート/高﨑元尚新作展 ─破壊 COLLAPSE─

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[2017年09月01日号(川浪千鶴)]

 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館の「志賀理江子 ブラインドデート」展(2017年6月10日〜9月3日)を訪れた時のこと。開放的なファサードから明るいエントランスを抜けて、3階の企画展示室に足を踏み入れたとたん、闇に包まれた。

創造性を紡ぐ拠点を目指して
──デザイン・クリエイティブセンター神戸

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[2017年09月01日号(近藤健史)]

 2012年にオープンして以来、デザイン、アート、食、まちづくりなどをテーマに、積極的に市民を巻き込むワークショップやレクチャーなどを展開しているデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)。本稿では、拠点とする建物の歴史や開設までの経緯、おもな活動について紹介したい。

artscapeレビュー

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