FabLab : 99円電池

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FabChannelで当初予定していたアイテムを変更し、東京工業大学附属科学技術高等学校の門田和雄先生にご協力頂き、「オリジナルバッテリーを作れないか」とご相談して試行錯誤しています。といっても、サラダオイルランプのように一般家庭にあるアイテムで作れるようなバッテリーです。いろいろ調べてみると、レモン電池や、10円(銅)と1円(アルミ)を組み合わせる11円電池など異なる金属と食塩水(電解質水溶液)で電力が発生するというから驚きでした。日用品を素材として眺めると、世界が違って見えてくるから不思議です。エンジニアの梅澤陽明さんにもご協力頂き、ティッシュと食塩水、そして大量の10円と1円で実験を開始する。(実は、門田先生と梅澤さんは師弟関係だったいうから、ビックリ!)

11円電池は、金属が電解液(食塩水)に溶けてイオンの状態となると同時に電子を生み出すため、電気を発生させることができます。ただし、短命なのと電力が弱いことが欠点。アイデアとしては、1800年にイタリアのアレッサンドロ・ボルタ(Alessandro Volta、1745〜1827)によって発表された、「ボルタの電堆(でんたい)」とよばれる最初の電池の構造を模したものです。そうこうしている間に、11円電池が99円電池に変わっていた。さて、LEDは点灯するのか?実は、LEDも色によって点灯する電圧値が違います。 赤は2V程度でよいのですが、 青や白は3Vは必要なんです。全く知りませんでした。。。

2Vで点灯する赤いLEDを99円電池に接続。ほのかに光っているのがわかりますでしょうか??

えーと実験の結果、11円電池の道のりは長いということがわかりました。そして、電気を発生させた後の10円玉は黒く変色してしまい、「お金に申し訳ない」ということで、他の方法を探すことにいたしました。

本当に小さな一歩ですが、ビジョンは地産地消のエネルギー開発を目指しております。

これにめげず、引き続き実験をしてまいりますので、温かい目で見守っていて下さい。

DSCN6400DSCN6408

左)LEDを点灯させる梅澤陽明さん      右)門田和雄さん(東京工業大学付属科学技術高等学校・教諭

ブロガー:FabLab Japan
2011年3月30日 / 00:00

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