現代美術用語辞典 1.0

ホイットニー・バイエニアル

Whitney Biennial
2009年01月15日掲載

ニューヨーク、マンハッタンにあるホイットニー美術館が、1932年以来行なっている展覧会。ホイットニー美術館の基本コンセプトと同じく、アメリカ国籍をもったアーティストのみに参加権があり、隔年(基本的に奇数年度)で開催される。99年が第70回となる。複数人からなるコミッティか、ホイットニー美術館のキュレーター個人がアーティストの選択を行なう。毎回、アメリカ美術のトレンドを明瞭に示すものとして、世界中から注目を集めている。なかでも、93年のPC(ポリティカル・コレクトネス)を大々的に取り上げた展示(S・シャーマン、J・アントニー等が参加)は、眼を惹くものであった。

[執筆者:苅谷洋介]

現代美術用語辞典 2.0

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