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『龜甲會 選抜京都展』

最終更新日:2012年05月01日

 漢字の始原とされる、甲骨文字や金文をテーマとした作品展です。
 龜甲會は、中国古代文字(特に殷,周王朝時代の甲骨文、金文)を対象とし書芸術の創作活動を行っています。
 漢字の起源は3,000年以上前に遡り、記録に残る最古の文字は紀元前1,400年代のものとされています。亀の甲羅や牛の肩甲骨などに刻み込まれた「甲骨文」や、青銅器に鋳込まれた「金文」。古代に生きた人々の、生命の表出とも言える古代文字。
 古代文字の造形美や古代人の思想や哲学に、現代に生きる我々の内面の発露を重ね合わせながら書(墨線)に生命を吹き込み、現代芸術として構築することを目指しています。
 龜甲會初の京都展です。風薫る季節、新緑の京都で、瑞々しく息づく古代文字に触れてみて下さい。

会場
京都府立文化芸術会館
京都市上京区河原町通広小路下ル
tel 075‐222‐1046
会期
2012年5月1日(火)~6日(日)
入場料
無料
開館時間
10:00~18:00( ※最終日は17:00 )
主催
龜甲會
後援
京都新聞社
京都新聞社HP
http://www.bungei.jp/index.shtml