アートフラッシュニュース

大地の芸術祭　越後妻有アートトリエンナーレ2015プレイベント

【雪花火】

花火と光のアートで彩る雪の夜、一瞬の光芒。
新十日町市誕生10周年に花を添え、
幻想的な冬の越後妻有をお届けします。

2015年は新生十日町市が誕生して10年目。その新たなスタートを記念して、今年は盛大な雪花火を打ち上げます。冬の夜空を彩るのは、雪上花火としては世界最大の三尺玉。闇の中に一瞬だけ浮かび上がる雪の世界を感じてください。
●日時＝3月7日（土）19：00（※打ち上げ時間は数分間）
●会場＝ナカゴグリーンパーク（十日町市上野甲2924－28）
【冬プログラム共通チケット】
大人2,200円（前売り2,000円）、小中学生1,200円（前売り1,000円）
【個別チケット】
大人1,000円、小中学生500円

【雪アートプロジェクト】

4組のアーティストが雪原を舞台に作品を展開

光のアートを操る高橋匡太に、フランスを拠点に活躍するアンヌ＆パトリック・ポワリエやカンパニー ディディエ・テロン、そして新潟在住アーティストを中心とした雪アート・新潟ユニットが、雪原を舞台に作品やパフォーマンスを繰り広げます。

1．高橋匡太「Gift for Frozen Village 2015」
里山の暗闇と雪原を光によって変幻自在にイメージを一新してきた高橋匡太。来場者と共に植える2万個以上の光の種（LEDライト）による“光の花畑”に、新しい演出を加えた光のアートが今年も登場します。「越後妻有 雪花火」とともに、広大な雪原に広がる光の渦に包みこまれる一夜限りの幻想的な空間をお楽しみください。
●会場＝ナカゴグリーンパーク（十日町市上野甲2924－28）
●日時＝3月7日（土）18：00～20：00
（※雪花火打ち上げ予定時間＝19：00）
●料金＝大人1,000円、小中学生500円
※3月7日（土）のみ開催

2. カンパニー ディディエ・テロン パフォーマンス
フランスを拠点に活躍するダンスパフォーマンス集団が雪の越後妻有でパフォーマンス。膨らんだ風船のようなコスチュームのダンサーたちが突如登場し、ハプニング的にダンス・パフォーマンスが始まります。その特有のコスチュームにより演者個人の容姿にとらわれることなく身体の「動き」のみで構成されるパフォーマンスが、「雪」というこれまでに無い状況でどのような動きを見せてくれるのか必見です。
●会場・時間＝3月7日（土）は14:30～越後妻有現代美術館[キナーレ]回廊、夜からはナカゴグリーンパークでの「越後妻有 雪花火」、3月8日（日）はまつだい「農舞台」での「雪の運動会」に登場

3. アンヌ＆パトリック・ポワリエ「川の記憶」
作家が越後妻有の川からインスピレーションを得た作品。雪を川に見立てて、古い木版画から引用した漁師、屋形船などの絵を切り絵にして、雪の広場に配置します。またかつて妻有地域で利用されていた川船を雪の上に置き、人を乗せて動かし、川の流れに浮かんでいるようにする体験型インスタレーションです。
●会場＝まつだい「農舞台」周辺
●時間＝10：00～15：00
●料金＝雪アート・新潟ユニットと共通で大人300円、小中学生150円（「関係性の美学」展入館で無料）（「関係性の美学」展入館で無料）

4. 雪アート・新潟ユニット
雪のアートで世界を震撼させた新潟現代美術家集団GUN。彼らの流れを継承する新潟在住のアーティストを中心に「新潟ユニット」を結成。雪深き里山をホワイトミュージアムに変化させます。
○出展作家
岡部俊彦、藤井芳則、前山忠、松代山ぞり隊＋堀川紀夫、mongeほか
●会場＝まつだい「農舞台」周辺
●時間＝10：00～15：00
●料金＝アンヌ＆パトリック・ポワリエと共通で大人300円、小中学生150円（「関係性の美学」展入館で無料）