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パフォーミングアーツプロジェクト  PLAY vol.1 塚原悠也

最終更新日:2015年03月14日

パフォーミングアーツプロジェクト<PLAY>

生きている人間の身体とその行為は、美術館に並ぶ作品とは違った気付きをもたらしてくれます。たとえば自分の身体を、自分はどれだけ知っているでしょうか。隣の人の身体やその感覚を、想像することはできるでしょうか。時に意思や感情だけでは コントロールできない不思議な身体。ミモカが新しく始めるシリーズ<PLAY>は、パフォーミングアーツ[パフォーマンス、ダンス、演劇等を含む身体表現]を継続して紹介していきます。

第1回目として、大阪在住の塚原悠也(b.1979)を迎え、関西からの共同作業者と共に、1週間丸亀に滞在しながらクリエイションを行います。塚原は2006年からパフォーマンス集団contact Gonzoを主催。その活動として、2011年から伊丹アイホールの「take a chance」プロジェクトで3年連続新作を発表。2014年のトヨタコレオグラフィーアワードで「訓練されていない素人のための振付けのコンセプト001/重さと動きについての習作」、また同年の京都エクスペリメントでは広大な西京極スタジアムを会場に「xapaxnannan:私たちの未来のスポーツ」を、バンドのにせんねんもんだいと共に上演しました。
 塚原にとって初めてのソロプロジェクトとなる当館のパフォーマンスにおいても、その考え抜かれたコンセプトと、表現における巧みなアマチュアリズム、そしてサービス精神を兼ね備えたパフォーマンスが期待できます。これまで、美術館と劇場という垣根を越える活動を行ってきた塚原だからこそ、パフォーマンスに新たな視点を提示してくれるでしょう。

構成・出演:塚原悠也
出演:阿児つばさ、臼井沙代子


上演予定作品
「都市民族最新身体技法」
「身体の各パーツに宿る神がそれぞれ骨折をする」
「無意識に毎日事故を回避している男の話」
「オナラは断じて映像ではない(!!!)」
「こどもはかわいい」

会場
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 2階造形スタジオ
(香川県丸亀市浜町80-1)
会期
2015年3月21日(土) 15:00~(開場14:30)
入場料
無料
問い合わせ先
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
Tel.0877-24-7755/Fax.0877-24-7766
主催
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、公益財団法人ミモカ美術振興財団
定員
100名(全席自由、申込み不要)
ウェブサイト
http://www.mimoca.org/ja/events/2014/11/22/1290/