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ジャン=マキシム・ドュフレンヌとビルジニー・ラガニエール オープンスタジオ & アーティストトーク

最終更新日:2015年06月23日

AIR3331 Open Callに参加中の作家、ジャン=マキシム・ドュフレンヌ & ビルジニー・ラガニエールは、日本滞在中1964年東京オリンピックそして2020年の東京オリンピックの開催地として選ばれた地域や建物をリサーチをしています。1964年の東京オリンピックは、太平洋戦争後、日本の愛国心や国民性を再確認する事を目的としていた事が、当時用いられた旭日旗を思わせるシンボルなどから読み取れます。建築家丹下健三は代々木国立競技場をメタボリズム建築の代表、そして日本の急速に進む都市化を象徴する建築として設計しました。日本は2020年に2回目となる東京オリンピックを控えていますが、その舞台となるのが約65,000名の人達が働いている築地市場であることから、オリンピック開催までの道のりそしてその後をリサーチします。
作家のレジデンス滞在期間中は、アテネ、北京、モントリオールそしてサラエボのオリンピック開催後の姿を捉えた彼らの写真シリーズ作品が常にギャラリーにて展示されています。また彼らが東京オリンピックのリサーチを進めて行くに連れて、一枚一枚このギャラリーにリサーチ結果としての写真が加えられてゆきます。

■展示「オリンピックのその後」
2015年6月8日(月)〜6月27日(土) 12:00〜19:00

■オープンスタジオ & アーティストトーク
2015年6月25日(木)17:00〜19:00
*アーティストトークは18:00開始
※通訳あり
東京オリンピックのその後を考察する写真/映像作品の紹介、作家が見た東京オリンピック開催後の展望、具体的にはオリンピックが開催される地域に暮らす市民の生活、オリンピック施設のメンテナンス問題や活用方法などについて話します。また作家が東京でのリサーチで感じた市民生活と社会全体の関わりあいについても触れます。

会場
3331 Arts Chiyoda 2F 205
(東京都千代田区外神田6丁目 11-14)
入場料
無料
問い合わせ先
3331 Arts Chiyoda
Tel.03-6803-2441(代表)
E-mail: residence@3331.jp
主催
3331 Arts Chiyoda
ウェブサイト
http://www.3331.jp/schedule/002957.html