アートフラッシュニュース
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土木展
最終更新日:2016年07月22日
快適で良質な毎日の生活を支えるため、街全体をデザインする基礎となる土木。道路や鉄道などの交通網、携帯電話やインターネットなどの通信技術、上下水道、災害に対する備えなど、私たちの日常生活に必要不可欠な存在です。「土」と「木」で表す土木は、私たちの生活環境そのものであり、また英語ではCivil Engineeringと表現されるように「市民のための技術」なのです。
現在の日常生活の土台は、古来の伝統技術、近代における研究と技術の発展など、多くの努力と工夫が積み重なって形成されています。しかし、私たちの毎日の暮らしは土木とつながっているにもかかわらず、それを実感する機会は多くありません。また、多様な環境と対峙しながら生活の基礎を築くことも、土木の重要な側面です。
これらのことを改めて見つめ、再発見と実感を通して、より良い未来を考えるきっかけとなるよう、21_21 DESIGN SIGHT企画展「土木展」を開催いたします。本展では、展覧会ディレクターに、全国の駅舎や橋梁の設計、景観やまちづくりなどのデザインを手がけ、土木と建築分野に精通する西村 浩を迎えます。また、土木のエキスパートたちによる展覧会企画チームと、参加作家のデザイナーやアーティストがリサーチを行い、幅広く多くの皆様に、より深く土木を知っていただく作品を展示します。
地形や自然環境は各地で異なり、人々が活動するために必要な社会基盤も、地域によって異なります。土木展では、日々の生活の根底を支えるデザインを伝え、生活環境を整えながら自然や土地の歴史と調和するデザインについて考えます。
関連プログラム
トーク「土木を愛する人たち」
開催日:2016年7月30日(土)
時間:11:00-12:30
場所:21_21 DESIGN SIGHT
出演:大山顕、八馬智
トーク「海のトンネル、山のトンネル」
開催日:2016年8月11日(祝木)
時間:17:00-18:30
場所:21_21 DESIGN SIGHT
出演:秋田勝次、レンツォ・シモーニ、002浩、青野尚子
「つんでみる!アーチ橋ワークショップ」
開催日:2016年8月27日(土)
講師:403architecture [dajiba]
※各関連プログラムの詳細については、ウェブサイトをご覧ください。
- 会場
- 21_21 DESIGN SIGHT
(東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内) - 会期
- 2016年06月24日(金)〜09月25日(日)
- 入場料
- 一般1,100円
大学生800円
高校生500円
中学生以下無料
*15名以上は各料金から200円割引
*障害者手帳をお持ちの方と、その付き添いの方1名は無料 - 休館日
- 火曜日(8月23日は特別開館)
- 開館時間
- 10:00-19:00(入場は18:30まで)
*8月23日(火)は10:00-17:00(入場は16:30まで) - 問い合わせ先
- 21_21 DESIGN SIGHT
TEL:03-3475-2121
MAIL:info@2121designsight.jp - 主催
- 21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
- ウェブサイト
- http://www.2121designsight.jp/program/civil_engineering/