アートフラッシュニュース

どこまでも広い世界のこと、誰も知らない私的な体験…それらを独自の視点で切り取り、ほんの数分の映像の中に織りなす「短編アニメーション」の世界は、とても豊かで魅力的です。今回は、初公開作品を含む若手アニメーション作家による9作品をプログラムしました。仕事の傍らコツコツとアニメーション制作に取り組む作家たちによるミニトークなど、作り手たちと距離の近い上映会です。
笑ったり、怒ったり、ちょっと切なくなったり…色とりどりのアニメーションをお楽しみ下さい。

アニメーション・パレットは、東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻の修了生を中心に組織した上映会です。私たちが手掛ける「短編アニメーション」はメディアの特性上、作品単体での公開上映が難しく、今回は面高さやか（プロデューサー）のサポートの元、日本芸術文化振興会の助成を受け活動するアニメーション作家、有志8名による合同上映会の運びとなりました。昨今の映像作品を取り巻く状況下で「短編アニメーション」をどのように届け、どのように楽しんで頂くかを考えた私たちの答えのひとつがここにあります。