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シンポジウム〈具体〉再考 第1回「1950年代の前衛グループ」

最終更新日:2016年12月05日

関西に生まれた戦後日本を代表する前衛美術グループ「具体美術協会」(略称:具体、1954-1972年)は、激しい身体行為の痕跡や生々しい物質感が特徴的な作品群で知られますが、その活動についてはこれまで、戦前との繋がりあるいは同時期の他の前衛的動向との関わりという観点から問われることがほとんどありませんでした。このような従来の解釈を複数の視点から再考する研究の一環として、2016年度よりシンポジウムを一年に一度、継続的に3回行います。今年度は、「具体」と同時代、特に1950年代に活動した他の前衛芸術家たちとの関係をテーマにし、研究者による発表・討議を通して、彼らの共通性ならびにそれぞれの固有性について考えます。

ウェブサイトより)

プログラム

◯発表
14:00〜14:45
安來正博(国立国際美術館主任研究員)
「瑛九とデモクラート美術家協会」
14:45〜15:30
佐藤玲子(川崎市岡本太郎美術館学芸員)
「「実験工房」と「制作者懇談会」─東京・戦後アヴァンギャルド芸術の展開から」
15:40〜16:10
加藤瑞穂(大阪大学総合学術博物館招へい准教授)
「0会の活動」
◯討議
16:10〜17:30

会場
大阪大学中之島センター
(大阪市北区中之島4-3-53)
会期
2016年12月18日(日)
14:00〜17:30(開場13:30)
入場料
無料
*事前申込み不要、当日先着順(定員80名)
問い合わせ先
大阪大学総合学術博物館
Tel:06-6850-6715(平日9:00-17:00)/Fax:06-6850-6720
主催
大阪大学総合学術博物館
ウェブサイト
http://www.museum.osaka-u.ac.jp/2016-10-31-11092/