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工学主義──田中林太郎・不二・儀一の仕事

最終更新日:2017年02月09日

田中林太郎(安政4-大正13)・不二(明治10-大正11)・儀一(明治35-昭和60)は、江戸から明治時代にかけて活躍した発明家で「からくり儀衛門」と呼ばれた田中久重(寛政11-明治14)の家系に連なる親子三代である。彼らはそれぞれ、皇居や東宮御所の造営、わが国最初の日本語による機械設計の教科書執筆、国会議事堂の内部装飾といった、近代日本における「工学」分野の発展を象徴する重要な仕事に携わった。東京大学総合研究博物館は、林太郎・不二・儀一の三代が所有してきた文書、写真、物品、書籍等から成る複合的な資料体を田中儀一旧蔵品として収蔵している。本展覧会では、本資料体を初めて特別展示として一般公開するにあたり、その中から彼らの主要な業績に関わる資料を選び、彼らの仕事を紹介する。

(広報資料より)

特別講演会:田中家の系譜と『工学主義』展

寺田鮎美(東京大学総合研究博物館特任准教授)
日時:2017年03月11日(土)13:30-15:00

会場
東京大学総合研究博物館小石川分館
(東京都文京区白山3丁目7-1)
会期
2017年02月04日(土)〜05月28日(日)
入場料
無料
休館日
月・火・水曜日(いずれも祝日の場合は開館)
開館時間
10:00-16:30(入館は16:00まで)
問い合わせ先
東京大学総合研究博物館小石川分館
Tel:03-5777-8600
主催
東京大学総合研究博物館
ウェブサイト
http://www.um.u-tokyo.ac.jp/