アートフラッシュニュース

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オトリス・グループ「ラディアント」

最終更新日:2017年04月05日

東日本大震災による津波、福島第一原子力発電所事故から6年

脅威をもたらした原子炉のメルトダウンは、戦後日本が経済再建した歴史上の何を明らかにしたでしょうか。
本展で上映する《The Radiant(ラディアント)》(放射されるもの)は、2011年3月11日の東日本大震災による福島第一原子力発電所事故に関する報道映像やインタビュー、チェルノブイリ原発事故の記録映像など、複数の映像から構成されたエッセイ・フィルムです。大災害によって日本の一つの歴史に裂け目が生まれました。本映像では、その裂け目を起点に、原子力発電所が過去に約束した街の発展や科学的な革新を呼び起こしつつ、目に見えない放射線の脅威に衰弱した現在、そして未来の忌わしさを露わにするなど、時空間を行き来していきます。遠く瞬く都市の電光や避難村の夜景は、核をとりまくグローバルな政治体制を背後にした実験室のように、不穏な影をひいたままに描きだされます。

ウェブサイトより)

トーク「現代の風景について」(仮題)

港千尋(写真家・著述家)、藤井宏水(本展企画者)、
諫山元貴、小田原のどか、小宮太郎、丸橋光生(同時開催展・出品作家)

日時:2017年5月21日(日)18:00-20:00(予定)
参加費:500円
定員:30名
*最新のイベント情報はウェブサイトでご確認ください。



会場
アートギャラリーミヤウチ 3F展示室
(広島県廿日市市宮内4347-2)
会期
2017年3月11日(土)〜5月21日(日)
入場料
一般800円、学生500円、高校生300円
*中学生以下・各種障害者手帳をお持ちの方は無料
休館日
火・水曜日、4月13、14日(ただし5月3日は開館)
上映時間
11:30− / 13:00− / 14:30− / 16:30−
(1回約65分 / 受付は各回20分前から)
主催
公益財団法人みやうち芸術文化振興財団
ウェブサイト
http://miyauchiaf.or.jp/agm/exhibition_otolith.html