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TOKYO数寄フェス2017

最終更新日:2017年11月09日

上野恩賜公園を舞台に、アートで日本文化を世界に発信し、開催3日間で32万人強の来場者で賑わった昨年の「TOKYO数寄フェス」。
今年はディレクターも新たに、アートが公園を飛び出して街中にも展開、さらに会期を10日間に延長して開催します。

1876(明治9)年5月に日本初の公園として上野恩賜公園が開園して以来、博物館、美術館、芸術大学、動物園、音楽ホールなど多くの重要な文化施設が一つの公園一帯に集まり、世界でも類を見ない文化芸術拠点が集中するエリアとして発展してきた上野。この地に関わりのある機関・団体が相互に協力し、「上野文化の杜」という連携組織を作り、日本文化と芸術を国内外へ発信する様々なプロジェクトを展開しています。
その活動の一環として、昨年10月『TOKYO数寄フェス』を上野で3日間にわたって開催しました。近代日本美術の発展に大きな功績を残した岡倉天心が茶の湯の文化を通して日本の文化芸術の精神を紹介した『茶の本』の思想を背景とし、上野恩賜公園敷地内に広がる様々な文化施設を舞台に、天心が同書で語った《数寄》という言葉を軸にアート作品やワークショップ、コンサートを展開。日本や東京を「数寄(=好き)」になるコンテンツを、32万人が体感しました。

ウェブサイトより)

参加アーティスト

大巻伸嗣、日比野克彦、海部陽介、石川仁、鈴木太朗、橋本和幸、東京藝術大学、パリ国立高等美術学校、小沢剛、照明探偵団、こぱんだウインズほか(順不同)

ディレクター

住友文彦(東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科准教授・アーツ前橋館長)

*会期中、ワークショップやコンサートなど多彩なプログラムが開催されます。
 詳細はウェブサイトをご覧ください。

会場
上野恩賜公園(不忍池一帯、噴水前広場ほか)、東京国立博物館、東京都美術館、東京文化会館、谷中地域ほか
会期
2017年11月10日(金)〜11月19日(日)
主催
上野「文化の杜」新構想実行委員会
アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
ウェブサイト
sukifes.tokyo