アートフラッシュニュース
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伝える・感じる・考える──制作者と鑑賞者の対話
最終更新日:2017年12月08日
このフォーラムでは、公開鑑賞会とディスカッションを通して、見える人と見えない人の鑑賞体験の違いについて考えます。コーディネーターは、「無視覚流鑑賞」を実践する広瀬浩二郎氏。当日午後1時から3時半までは、10名の協力者が、2名のアーティストとともに作品を体験します。その後、見えない人と見える人の作品鑑賞について、意見交換を行います。鑑賞するのは、石原友明氏による点字を用いた絵画と、鈴木康広氏による《空気の人》。ひとが「関わる」ことによって意味や価値が生成、変化していくこれらの作品を通して、「見る」ことだけに依らない鑑賞体験の多様性について考えてみませんか。なお当日午後3時半以降は、来場者の方もアーティストとともに作品を体験できます。
プログラム
◎13:00〜14:00 公開鑑賞会
石原友明(美術家)×鈴木康広(美術家)×10名の協力者(視覚に障害のある方と健常者)
コーディネーター:広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
◎14:00〜15:30 公開ディスカッション
テーマ 「見えない人と見える人の作品鑑賞について」
◎15:30〜17:00
石原氏・鈴木氏とともに、両作家の作品を鑑賞できます。どなたでもご自由にお立ち寄りください。
- 会場
- 京都国立近代美術館 1階ロビーおよび講堂
(京都市左京区岡崎円勝寺町26-1) - 会期
- 2017年12月16日(土)13:00〜17:00
- 入場料
- 無料
定員:先着60名(当日12時より1階受付にて整理券を配布します) - 主催
- 新たな美術鑑賞プログラム創造推進事業実行委員会
- ウェブサイト
- 第2回フォーラム 「伝える・感じる・考える──作者と鑑賞者の対話」