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GEORAMA2017-18 presents ワールド・アニメーション 長編アニメーションの新しい景色

最終更新日:2018年01月09日

2018年1月13日(土)〜26日(金)の14日間にわたって世界中のアニメーションから珠玉の28作品(長編作品19本&短編作品9本、そのうち世界初上映作品1本と日本初上映作品7本)を集めた上映「GEORAMA2017-18 presents ワールド・アニメーション長編アニメーションの新しい景色」の開催が決定。東京・渋谷:シアター・イメージフォーラムで上映される。 GEORAMAは2014年に吉祥寺・バウスシアターで始まった国際アニメーションフェスティバル。第3回目となる今回はそのメインコンテンツとして、『21世紀のアニメーションがわかる本』(フィルムアート社)が話題の土居伸彰(新千歳空港国際アニメーション映画祭フェスティバル・ディレクター)が選りすぐった世界各国の長編アニメーションが集結する。

(プレスリリースより)

プログラム

アジアの新しい景色

アジア各国から続々と現れるアニメーションの新しい才能。艷やかで、ポップで、キャッチーで、それでいて骨太のメッセージを放つ4本の作品。「イランの宮﨑駿」と呼ばれはじめたアリ・ノーリ・オスコーイエの長編は日本初上映。リュウ・ジアン(中国)、大ブレイク中のヨン・サンホとチャン・ヒョンユン(ともに韓国)は初めての長編作品が勢揃い。フィリピンからは実写とアニメーションを混ぜるポップなスタイルの作品が。アニメーションの未来がここにある。

アメリカ大陸の新しい野生

アメリカは野生のアニメーターの宝庫。クライド・ピーターソンfromシアトルは自分自身の性同一性障害を意識した思春期の思い出をライブ上映形式の長編アニメーションで披露。19世紀の狂った医者のアニメーション・ドキュメンタリー『ナッツ!』の独自性に笑い、登場人物すべてが吹き出しでしゃべる『海でひとりのスローカム』が見せる老境の技術に震える3本。

ヨーロッパの新しい風

ヨーロッパの長編アニメーションはいよいよ多様化。クラウドファンディングで資金を集めた自叙伝的作品から、チェコ最新の人形アニメーション長編、そしてアイルランドのトム・ムーア(『ソング・オブ・ザ・シー うみのうた』)に続くネクスト・ブレイク候補、スペインのアルベルト・バスケスの初長編……ファンタジーから実話ものまで、この幅広さを見逃すな!

リ=ディスカバリング・クラシックス

現在から過去に新たな光を当てる。『ロジャー・ラビット』や『アニメーターズ・サバイバルキット』の伝説のアニメーション作家ロジャー・ウィリアムスの幻の長編をめぐるドキュメンタリーと、いまだ知られざる「ハンガリーの宮﨑駿」マルセル・ヤンコヴィッチのクレイジーなサイケデリック長編をお届け。

ベスト・オブ・GEORAMA

国内未公開長編を粘り強く紹介してきた過去のGEORAMAより、傑作選を上映。ミシェル・ゴンドリーの秘蔵アニメーション・ドキュメンタリーから、アクの強い米英の個人制作長編アニメーションまで、濃密にお届けする3プログラム。

特別プログラム

短編アニメーション・ファンには特別プログラムがおすすめ。「棒線画の魔術師」ドン・ハーツフェルトは新作『明日の世界II』を日本プレミア上映。併映の『イライザから私たちへ』は穏やかに涙を誘う。第4回新千歳空港国際アニメーション映画祭の受賞作品集は、人形と3DCGという二つの立体アニメーションの形式の最新の到達点を示す。

*各プログラムの詳細はウェブサイトをご覧ください

会場
シアター・イメージフォーラム
(東京都渋谷区渋谷2丁目10-2)
会期
2018年1月18日(日)〜1月26日(金)
入場料
■前売
1回券:1,300円/4回券:4,400円/10回券:10,000円
■当日
一般:1,500円/学生・シニア:1,200円/会員:1,100円
前売1回券・4回券・10回券はシアター・イメージフォーラム劇場窓口にて販売(4回券・10回券は期間中も販売いたします)。
主催
ニューディアー
ウェブサイト
http://newdeer.net/world-animation/