アートフラッシュニュース
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シンポジウム 文化庁アーカイブ中核拠点形成モデル事業報告「日本のデザイン資源を考える」
最終更新日:2018年01月18日
歴史的・文化的価値のある貴重な文化関係資料が散逸・消失することを危惧し、近年各種の文化関係資料のアーカイブを構築する動きが活発になってきています。デザイン資料もまたこの例に漏れませんが、これらアーカイブ資料の保存・活用や情報共有についての望ましい仕組みは、いまだ定まっているとは言えません。 「アーカイブ中核拠点形成モデル事業」は、文化庁が多岐にわたるデザイン資料のなかから、グラフィック・デザイン分野を京都工芸繊維大学美術工芸資料館に、プロダクト・デザイン分野を武蔵野美術大学美術館・図書館に、ファッション・デザイン分野を文化学園大学和装文化研究所にそれぞれ拠点として委託し、各分野の現状調査、分析、課題の共有及び解決へのネットワークづくり等を目的として平成27年度より三年間にわたり実施してきた事業です。 本報告会では、三年間の活動成果を報告するとともに、我が国のデザイン資源の現状や課題について討議し、デザイン・アーカイブの今後について考える機会にしたいと考えます。
- 会場
- 文化学園大学 A館20階 A201講堂
(東京都渋谷区代々木3-22-1) - 会期
- 2018年1月20日(土)
シンポジウム:13:30〜18:00(受付開始13:00)
情報交換会:18:30〜 - 問い合わせ先
- 武蔵野美術大学 アーカイブ中核拠点形成モデル事業事務局
Mail: d_archive■musabi.ac.jp(■を@に変更してください)
武蔵野美術大学 美術館・図書館
TEL:042-342-6004/FAX:042-342-6451 - プログラム(予定)
- 13:00-13:30 受付
13:30-13:35 文化庁あいさつ
13:35-13:45 本事業について 並木誠士(京都工芸繊維大学 教授)
[第一部] 各中核拠点からの活動成果報告
13:45-15:30
グラフィック・デザイン分野 平芳幸浩(京都工芸繊維大学 准教授)
プロダクト・デザイン分野 田中正之(武蔵野美術大学 教授)
ファッション・デザイン分野 田中直人(文化学園大学 准教授)
15:30-15:50 休憩
[第二部] デザイン・アーカイブの現状と課題
15:50-17:50 ディスカッション、質疑応答
モデレーター:
平芳幸浩(京都工芸繊維大学 准教授)
登壇者:
植木啓子(大阪新美術館建設準備室 主任学芸員)
中川麻子(大妻女子大学 准教授)
渡部葉子(慶應義塾大学 教授)
柏木 博(武蔵野美術大学 名誉教授)
近藤尚子(文化学園大学 教授)
17:50-18:00 全体のまとめ 並木誠士(京都工芸繊維大学 教授) - ウェブサイト
- http://www.d-archive.jp/1