アートフラッシュニュース

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座談会 小さな声に目をこらす ─「作品」を記録し伝えることをめぐって─

最終更新日:2018年02月07日

みずのき美術館(京都府)、鞆の津ミュージアム(広島県)、はじまりの美術館(福島県)は、各館の母体となる障害者支援施設で生み出された作品や創作物の調査を行い、デジタル・アーカイブとして記録・保存・公開するプロジェクトに取り組んでいます。これまでも三者三様の「アーカイブ」を探りながら話し合いを重ねてきましたが、今回はよりオープンな議論ができる場とし、2名のゲストを迎えた座談会を開催いたします。障害者支援施設で日々生み出されるものは、固有の経験が映し出される生の結び目であり、その人たちがこの世に存在したことの証です。放っておけばいつのまにか忘れられ失われてしまうかもしれない、小さな「声」。それらを記録することで、自分とは異なる人たちの多様な価値観や想いを共有するきっかけにつながるのではないでしょうか。本プロジェクトのデジタル・アーカイブ設計者である須之内元洋さんをモデレーターに、全国各地でさまざまな「声」の聞き取りを通じ、他者の経験や記憶に向き合っている細谷修平さんと瀬尾夏美さんをゲストに迎え、生きていることを記録し伝達することについて考えます。

(プレスリリースより)

開催概要

会場
日本財団ビル8階 カフェスペース(東京都港区赤坂1-2-2)
会期
2018年2月24日(土)14:00〜16:00(13:30受付開始)
入場料
無料
問い合わせ先
参加をご希望の場合は、メールにてお申込みください。
info@mizunoki-museum.org(みずのき美術館)
※イベント名・お名前・TEL・人数を記載ください
メール受信後、受付受理の返信をもって受付完了となります。
主催
みずのき美術館(社会福祉法人 松花苑)、鞆の津ミュージアム(社会福祉法人創樹会)、はじまりの美術館(社会福祉法人 安積愛育園)
助成
日本財団
ゲストスピーカー
細谷修平[美術・メディア研究者/映像作家]、瀬尾夏美[画家/作家]
スピーカー
奥山理子[みずのき美術館]、津口在五[鞆の津ミュージアム]、大政愛[はじまりの美術館]
モデレーター
須之内元洋[札幌市立大学講師/本事業アーカイブ設計者]
定員
100名