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Behind the Terrain – sketches on imaginative landscape

最終更新日:2018年05月08日

「Behind the Terrain – sketches on imaginative landscape」は“風景”に焦点をあて、東南・東アジアを中心に巡回する展覧会プロジェクトです。現代における移住や境界線といった言葉の定義付けが“風景”とどのように結びつけられているのかを、個人の歴史性だけでなく、追憶・記憶といったものの政治的な相互関係から考察することを目的にしています。ジョグジャカルタ(インドネシア、2016年)とハノイ(ベトナム、2017年)への巡回を経て、東京展は2018年5月12日(土)から27日(日)まで小金井アートスポットシャトー2Fをメイン会場として開催されます。同時に、朝鮮大学校美術学科での関連展覧会、トークショー、フィルム・スクリーニングなどのイベントも予定されています。 “風景”は決してニュートラルなものではなく、人々の欲望を投影する領域です。プロジェクトでは、異なる文化的な背景を持ち、また、一時的であれ永続的であれ移民的な存在でもあるアーティストの実践から、想像的な物語や土地の背後に隠された政治性という意味にける多様な「風景」を見出します。世界的な移動が通常化した現代において、“風景”が芸術実践としてどのように表現されうるのか、また、日本国内においてどのように“風景”を再考できるのかを、日本と東南アジアなど多角的な関係性のなかでとらえることを目指します。

(プレスリリースより)
会場
小金井アートスポットシャトー 2F (東京都小金井市本町6丁目5-3)
会期
2018年5月12日(土)〜27日(日)
※オープニングレセプション:5月12日(土)18:00〜20:00
入場料
500円(学生:100円/小学生以下:無料)
開館時間
12:00〜18:00(イベント時をのぞく)
問い合わせ先
丸山美佳 behind.the.terrain@gmail.com
参加作家
マルサ・アティエンザ
ベロニカ・ヴァーガー
鄭梨愛
エヴァ・エンゲルベルト
リン・フォン・ギュン
藩逸舟
國分蘭
マルヤント
ステファニー・ミサ
李晶玉 他
同時開催展覧会
“Sense of place: On approaches to cultural landscape”
集合場所:朝鮮大学校 校門前(東京都小平市小川町1-700)
スケジュール:この展覧会は下記のスケジュールのみの限定的な公開となっています。下記のスケジュール以外にお越しになりたい場合は、お手数ですがメール(behind.the.terrain[at]gmail.com)までお問い合わせください。
5月12日: 12:00, 15:00 / 13日: 12:00, 15:00, 17:00 / 18日: 12:00, 15:00 / 19日: 12:00-17:00*
25日: 12:00, 15:00, 17:00 / 26日: 12:00, 15:00, 17:00 / 27日: 12:00, 15:00
*5月19日 *学園祭のため、12:00〜17:00 はいつでもご覧になれます
シンポジウム/トークイベント
“Here and There: Landscape as a Site for Trajectories”
日時: 2018年5月18日(金)16:30~
会場: 武蔵野美術大学
スピーカー:マモル、丸山美佳、ステファニー・ミサ 他
協力: 武蔵野美術大学油絵研究室
* その他、関連イベントの詳細はウェブサイト にて随時更新されます
ウェブサイト
http://sketchlands.tumblr.com/