2018年12月01日号
次回12月17日更新予定

アートフラッシュニュース

未完の庭、満ちる動き

最終更新日:2018年08月07日

人は暮らしの中で、会社や学校あるいは友人同士などの何らかのコミュニティに属し、国籍、性別、言語、政治、思想など様々なものを、意識的にも無意識的にも分類し、ルールや秩序を見出し、大きな枠組みとして捉える傾向があります。一つの個としては儚い生物である人間にとって、それらの枠は不動の存在に見え、ある時は拠り所となり、ある時は足かせともなります。しかし反対に、その大きな枠の内部に目を向けると、その実、内部は常に動き続け、その時々で枠が規定するものが変化していることに気付きます。そして内部の動きに気付くと、動かないと思い込んでいるその枠自体も動き続けていることが見え始め、あやふやな輪郭を持ち始めます。

アーティストはその作品制作の過程において、自分が身を置く環境をどう捉えるか、目の前のものをいかに見るか、自問しながら制作します。もしくは芸術というもの自体が、その定義を常に問い続けることで存在してきたものとも言えます。そうやって生まれる作品は、私達があると思い込む枠を取り払ったり、時には新たな枠を作ってみせて、私達が世界を見つめる視点を変換させる力を持ちます。

本展では、秩序やルール、構造などの枠組みとその内部、それらの動と不動に着目します。目の前の世界や既存の定義に問いを持ち制作を続ける国内外のアーティスト4組が青森で滞在制作した作品をどうぞご覧ください。

ウェブサイトより)
会場
青森公立大学国際芸術センター青森
(青森市大字合子沢字山崎152-6)
会期
2018年7月28日(土)〜9月9日(日)
入場料
無料
休館日
会期中無休
開館時間
10:00〜18:00
主催
青森公立大学国際芸術センター青森
参加作家
堀川すなお、鈴木基真、ガブリエラ・マンガノ&シルヴァーナ・マンガノ、サヒル・ナイク
アーティストトーク
サヒル・ナイク「遭遇の場所」
日時:8月11日(土)14:30-16:30
会場:展示棟AVルーム
対象:どなたでも
参加料等:無料
ウェブサイト
http://www.acac-aomori.jp/air/2018-2/


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