アートフラッシュニュース
最新の情報は、各施設の公式ホームページなどでご確認ください。
オープン・サロン ヴォルフガング・シュテーレ スペシャル・トーク
最終更新日:2018年10月05日
ニューヨークを拠点に活動するアーティスト,ヴォルフガング・シュテーレ(1950年シュトゥットガルト生まれ)は,アメリカにおけるネット・アートのパイオニアのひとりです.1991年には、ニュー・メディア・アートのためのBBSによるフォーラム「The Thing」を開設し,アーティストや理論家が交流する場を作るなど,アーティストによるオンライン・コミュニティの先駆的な実践を行なっています.
1996年に開始したオンライン・プロジェクト作品《Empire 24/7》は,ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルディングをThe Thingのオフィスに設置したデジタルカメラでとらえたもので,4秒に1枚の画像がストリーミングによってライヴ配信されました.その後もこのオンライン・ストリーミングによるプロジェクトは続けられ,2001年9月11日にニューヨークのアメリカ同時多発テロ事件による,ワールド・トレード・センターへのアメリカン航空11便の突入と崩壊をとらえたことで知られることになりました.
今回,シュテーレ氏は,森美術館(東京・六本木)での展覧会「カタストロフと美術のちから展」のために来日し,ICCでレクチャーを行ないます.ヴィデオ・アートから始まり,黎明期からのネット・アートにおける活動をへて,ニュー・メディアによる表現の可能性を探求してきたシュテーレ氏のお話をうかがう貴重な機会となることでしょう.
司会:畠中実(ICC)
- 会場
- NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 4階 特設会場
(東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階) - 会期
- 2018年10月6日(土)午後2時より
- 入場料
- 入場無料
日英逐次通訳つき - 主催
- NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
- 定員
- 200名(当日先着順)
- 協力
- 森美術館
- 関連展覧会
- 六本木ヒルズ・森美術館15周年記念展
「カタストロフと美術のちから展」
会期:2018年10月6日(土)— 2019年1月20日(日) - イベント詳細
- http://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2018/open-salon-wolfgang-staehle-special-talk/