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京都大学総合博物館2018年度企画展「ノーベル賞化学者を育んだ教室」

最終更新日:2018年10月31日

「応用をやるには、基礎をやれ」アジア人として初めてノーベル化学賞を受賞した福井謙一博士が、終生の師・喜多源逸教授より受け継いだ言葉です。この言葉は、当時はまだ経験がものをいう職人肌の学問と言われた化学の世界で、物理学や数学など基礎理論で化学反応過程を説明可能であることを示す偉業に結実します。

本企画展示は、福井博士の生誕百年にあたる2018年に開催されます。福井博士の偉業はもとより、博士が研究と思索を深めた京都大学の工業化学教室や燃料化学教室の歴史と系譜をひも解くことで、理論化学の拠点形成を支えた最高峰の研究環境が偶然ではなく必然として周到に整備されてきた経緯を知ることができます。

ウェブサイトより)

ギャラリートーク

企画展の監修を務めた「福井謙一記念研究センター」の教授、名誉教授によるギャラリートークを以下の日程で開催します。

11月3日(土)、11日(日)……田中勝久(福井謙一記念研究センター長/教授/無機固体化学)
11月17日(土)、25日(日)……田中一義(福井謙一記念研究センターフェロー/名誉教授/理論化学)
12月2日(日)、8日(土)……佐藤徹(福井謙一記念研究センター教授/理論化学)

*いずれも同日中に2回(13:30〜/15:30〜)開催します

会場
京都大学総合博物館
(京都府京都市左京区吉田本町)
会期
2018年10月3日(水)〜12月9日(日)
入場料
一般400円、高校・大学300円、小・中学生200円
休館日
月曜日、火曜日(平日・祝日にかかわらず)
開館時間
9:30〜16:30(入館は16:00まで)
主催
京都大学総合博物館、京都大学福井謙一記念研究センター
ウェブサイト
www.museum.kyoto-u.ac.jp/modules/special/content0068.html