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第8回ゲスナー賞

最終更新日:2019年02月27日

ゲスナー賞は、編纂に膨大な時間と労力が必要とされる目録・書誌づくりにおいて、その著作や研究活動を広く世に知らしめ、優れた作品を顕彰することを使命としたアワードです。雄松堂書店が創業65周年を記念して1997年に創設し、書誌学の父コンラート・ゲスナーに因んで「ゲスナー賞」と名づけました。過去7回の応募作品総数は750点を超え、金賞5点・銀賞33点・特別賞3点を表彰しました。この度の再開にあたり、新たにデジタルに関わる部門を設け、これからも皆様の高い志と熱意あふれる優れた成果を顕彰し、その著作や研究活動を応援してまいります。どうぞ「第8回ゲスナー賞」に奮ってご応募ください。

ウェブサイトより)
「目録・索引」部門 /「本の本」部門

目録・書誌づくりの編纂には、膨大な時間と労力をかけ資料を収集し、選りすぐり、積み上げていく地道な努力と情熱が必要とされます。しかしながら、これらの作業が今日の学術研究の発展を支えるための基本であり、重要な仕事であるにもかかわらず、十分な評価がなされていないのが現状です。ゲスナー賞では、高い志と熱意あふれる優れた作品を顕彰し、その成果や研究活動を応援します。

[募集対象]
◎「目録・索引」部門:
 2014年7月1日から2019年5月31日の期間に刊行、または発表、公開された蔵書目録その他の目録、索引。とくに国内外の埋もれた史資料に陽をあてる作品。
◎「本の本」部門:
 2014年7月1日から2019年5月31日の期間に刊行、または発表、公開された本に関するエッセイ、研究書、書誌関係の論文など。

※詳細はこちら

デジタルによる知の組織化」部門

昨今の情報技術の発展により、人びとが「情報にたどり着くための情報」へのアクセス方法は変化しており、紙媒体にとどまらず、デジタルの領域においてより効率的かつ広範な情報アクセス環境の構築が進んでいます。ゲスナー賞では、「世界の情報をすべて体系化する」という当該賞の名称の由来でもあるコンラート・ゲスナーの意志を継ぎ、デジタルの領域で情報の組織化・体系化の手法や方法論について新たな可能性を示唆する取り組みを顕彰し、その成果や研究活動を応援します。

[募集対象]
国内外において、2018年11月1日~ 2019年6月30日の期間に存在する、デジタル方式による情報の組織化・体系化の観点から特筆すべき手法や方法論を提案・採用しているプロジェクト等におけるデータベースなどの成果物。または、デジタル方式による情報の組織化・体系化に寄与する一連の研究(単一の論文ではなく、特定の個人あるいはグループによる一連の研究)。

※詳細はこちら

募集要領

★応募方法など詳細はこちらのページをご参照ください。

募集期間

2018年11月1日~ 2019年6月30日

応募資格

不問。他薦・自薦は問いません。

金賞 副賞 30万円
銀賞 副賞 10万円

※特別賞を設ける場合がございます。
※賞によっては「該当作品なし」とさせていただく場合がございます。
※賞金は源泉税、復興特別所得税などの税金を控除した金額をお支払いします。
※賞金は主催者より著者へ贈呈します 。

スケジュール

2018年11月1日 :募集開始(公式サイトにて募集受付開始)
2019年6月30日:応募締切
2019年10月1日:結果発表(公式サイトにて)
2019年11月予定:授賞式(第21回図書館総合展にて)

主催
丸善雄松堂株式会社
協力
明治大学図書館
後援
在日スイス大使館、公益社団法人日本図書館協会、株式会社図書館流通センター、図書館総合展運営委員会
ウェブサイト
https://sites.google.com/view/gesneraward