オススメ展覧会
建築の記憶―大阪万博の建築
2017年06月15日号
本展では大阪万博のレガシー(遺産)として、パビリオン建築を取り上げます。
重く、巨大な構造物から、軽く、小さな、動くものへと建築の在り方の転換を予測させた大阪万博。パビリオン建設には、実験劇場さながらの創意工夫が重ねられることになります。エアードームや、吊構造、巨大なデコレーションツリー。パビリオンは、万博会期終了後には取り壊されることが前提となっていました。「つくること、こわすこと。」を同時に計画する。矛盾と現実との戦いです。万博公園内に現存する施設は、太陽の塔、鉄鋼館、日本民芸館ですが、奇抜なデザイン、ディスプレイされたパビリオンは人々の記憶に強く印象付けられています。
構想段階の設計図や模型写真、建設現場記録など、大阪万博会期の前・後のプロセスを、これまで公開される機会の少なかった資料を中心にご紹介します。
仮装する建築。今なお、語り継がれるパビリオンが遺したものは、何なのか。「建築の記憶」として、現存しないパビリオンから引き継がれているものを確認する作業です。[公式サイトより]
EXPO’70パビリオン
地域 | 近畿 |
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会場 | EXPO’70パビリオン 大阪府吹田市千里万博公園 |
会期 | 2017年3月25日(土)~7月4日(火) |
入場料 | 一般=400円 *中学生以下は無料 *別途自然文化園入園料が必要 *常設展入場券200円を同時にお買い求め頂いた方には、100円引き。 |
休館日 | 水曜日(水曜日が国民の祝日の場合は翌日の木曜日が休館。ただし、4月1日からゴールデンウィークまでは無休。) |
開館時間 | 10:00~17:00 *入館は閉館の30分前まで |
問い合わせ先 | tel. 06-6877-4737 |
主催 | 一般社団法人 関西環境開発センター |
公式サイト | http://www.bmkkc.or.jp/expo70pavilion/ |