2018年11月15日号
次回12月3日更新予定

キュレーターズノート

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「ラブラブショー2」を振り返って

[2017年08月01日号(工藤健志)]

 ここ数年、「美少女の美術史」展や「成田亨 美術/特撮/怪獣」展など共同企画の仕事が続いていましたが、2012年の「Art and Air」展以来、5年ぶりにホームで自主企画展「ラブラブショー2」を担当しました。

山本理恵子「空白の頁」、吉岡千尋「sub rosa」

[2017年08月01日号(中井康之)]

 荒々しい筆触による、男女のエロティックな行為を思い起こさせる山本理恵子の新作《dance》が、我々を喚起するのは、彼女の表現が「何事かを表意する(シニフィエ)ものではなくて、標示する(シニヤレ)ものだった」からなのであろう。「つまり、ここ...

マチエールとの格闘──田口和奈/米倉大五郎 2つの個展から

[2017年07月15日号(角奈緒子)]

 今年もあっという間に、じめっとした重い空気がまとわりついて、じっとり汗ばむ季節がやってきた。そんな季節だからこそ、一見爽やかそうだが意外と粘度は高め、心地よい程度に頭にこびりついて離れず、作品と素材との関係を深く考えさせられる2つの個展を...

岩崎貴宏作品における場所性第57回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館

[2017年07月15日号(鷲田めるろ)]

 5月に第57回ヴェネチア・ビエンナーレが開幕した。今回、私は日本館のキュレーターを務めることになり、岩崎貴宏の個展を企画した。イタリアの出版社SKIRAから発行した日本館カタログに寄せた文章では、海外の人たちに向けて、岩崎の作品を読み解く...

月光ノ絵師 月岡芳年

[2017年07月01日号(岩﨑直人)]

 札幌芸術の森美術館では、7月23日まで「月光ノ絵師 月岡芳年」展を開催している。この美術館において浮世絵師を取り上げる展覧会は、歌川国芳以来2年ぶり2度目だ。

「三沢厚彦 ANIMALS in 熊本」展/淺井裕介「アートロード・ミーティング つなぎの根っこ」

[2017年06月15日号(坂本顕子)]

 熊本市現代美術館では、6月24日から「三沢厚彦 ANIMALS in 熊本」がスタートする。 本企画を担当する筆者は、展示直前の慌ただしいなかこの原稿を書いているが、本展を熊本で開催する意味やその見どころについてここに記しておきたい。

岡﨑乾二郎の認識 抽象の力―現実(concrete)展開する、抽象芸術の系譜

[2017年06月01日号(能勢陽子)]

 本展は、豊田市美術館のコレクションに、他館や個人所蔵家の作品もお借りして、19世紀末から第二次大戦後までの時期を中心に、美術だけでなく、建築、音楽、文学、ダンスにまで及んで相互に連関しあう「抽象の力」を、新たに汲み取ろうとするものである。...

YCAMとラボ、14年目の遺伝子──創造の飛び火は誰に燃え移るのか

[2017年06月01日号(菅沼聖)]

 開館14年目を迎える山口情報芸術センター[YCAM]。進化するアートセンターを標榜し、新たな価値を創るというベクトルは保ちつつも、毎年のように目まぐるしくその活動手法を変えていく。時代とともに、そして地方都市というスケールが可能にする「手...

風の沢ミュージアム 木村泰平個展「長い話」

[2017年06月01日号(伊藤匡)]

 風の沢ミュージアムは、宮城県北部の平野部から丘陵に少し入った、里山の自然を味わえる所にある。取材に訪れた5月下旬、美術館前の水田は田植えが終わってカエルの合唱が聞こえ、敷地内ではツツジやオオデマリが白い花を咲かせ、美術館の裏山から眺める地...

記録と記憶の“あとを追う” 野生のアーカイブの試み

[2017年05月15日号(松本篤)]

イメージは、時間的/空間的な隔たりに対してどのように働くのか。 手探りのアーカイブづくりの“あとを追う”ことをつうじて、その答えを探る。

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