2018年10月15日号
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artscapeレビュー

没後100年 青木繁 展──よみがえる神話と芸術

2011年07月01日号

会期:2011/05/27~2011/07/10

京都国立近代美術館[京都府]

39年ぶりにして過去最大規模、そして関西では初の青木繁展。主催者が謳う「最初で最後の~」が本当かはともかく、確かに見応えのある展覧会だった。私は過去に《海の幸》を何度か見たことがある程度のビギナーだが、《わだつみのいろこの宮》や《大穴牟知命》など、彼の絶頂期の作品を目前にすると、はっきりとテンションが上がった。なるほどこれが浪漫主義というものか。スケッチ、エスキース、最晩年の作品(画風が大きく変わった)、手紙などもしっかり揃っており、もう至れり尽くせりという感じ。満腹感に満たされて館を後にした。

2011/05/26(木)(小吹隆文)

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