新incubation3「On a Knife Edge──二つの向こう岸」展:artscapeレビュー|美術館・アート情報 artscape

2018年08月01日号
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新incubation3「On a Knife Edge──二つの向こう岸」展

2011年07月01日号

会期:2011/05/31~2011/07/10

京都芸術センター[京都府]

活躍中のベテラン作家と新進気鋭の若手の個展を同時開催する企画展。3回目の今回は、松井智惠とHyon Gyonの競演だ。松井は、近年制作し続けている映像シリーズ《HEIDI(ハイジ)》の新作と近作3点及びドローイング5点を、会場内の3カ所で展示。Hyon Gyonは、母国の韓国に根差した巫女信仰の儀礼をモチーフとする絵画や映像作品を発表した。どちらの作品も、極度にストレスがかかった状態の人間や精神を表現しており、合理的な理解の外側にある世界を描いている。極めて女性的な表現と言ったらお叱りを受けるかもしれないが、おそらく男性作家からこのような作品が生まれることはないだろう。

2011/05/31(火)(小吹隆文)

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