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artscapeレビュー

高嶺格/ジャパン・シンドローム~step.1 球の裏側

2011年11月01日号

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会期:2011/09/23~2011/10/16

京都芸術センター[京都府]

「KYOTO EXPERIMENT 2011 京都国際舞台芸術祭」のプログラムとして開催された展覧会。本展は、今後約3年にわたり継続されるプロジェクトの第1回にあたる。南ギャラリーでは、ブラジルで取材した映像とスラム発祥の音楽が流れ、観客が手をかざすと変化するインタラクティブなインスタレーションが展示された。北ギャラリーでは、南ギャラリーでの観客の振る舞いを覗き見する、少々意地悪な視点の作品が。これは、日本人のブラジルに対する関心や南北問題を皮肉った表現なのだろうか? また、南ギャラリー近くの階段横では、食品の放射能汚染について語る商店主と客の会話を再現したビデオ作品《ジャパン・シンドローム~関西編》も。本作は当初の予定にはなかった作品かもしれないが、時宜を得たテーマだったので、むしろ南北ギャラリーの作品以上に印象的だった。

2011/09/23(金)(小吹隆文)

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