2017年06月15日号
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artscapeレビュー

五十嵐研ゼミ合宿 1日目:隈研吾《太田市金山地域交流センター》、小嶋一浩《OTA HOUSE MUSEUM》ほか

2012年01月15日号

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[群馬県]

年末恒例の五十嵐研ゼミ合宿を行なう。今年は主に群馬県のエリアをまわり、住宅の見学が多かった。初日は、隈研吾の《太田市金山地域交流センター》、小嶋一浩の《OTA HOUSE MUSEUM》、磯崎新の《群馬県立近代美術館》、隈の《高崎駐車場》、レーモンドの《群馬県立音楽センター》を訪れ、映画『千と千尋の神隠し』のモデルとされる、温泉の《積善館》で宿泊した。《OTA HOUSE MUSEUM》は、2人のアーティスト夫妻のプライベート・ギャラリー、アトリエ、居住スペースから構成される。フロアごとのまったく異なる空間が展開し、それを本棚に囲まれた階段室が垂直に突き刺す。スペース・ブロックのコンセプトがとてもよく表現された建築である。いったん、2階の屋外に出てからアプローチする寝室は、《住吉の長屋》を思わせる大胆な構成だ。翌日、《ぐんま国際アカデミー》前で通行人としゃべっていても、《OTA HOUSE MUSEUM》の存在を知っていて、遠くからの視認性も効いている。

写真:上から、隈研吾《太田市金山地域交流センター》、小嶋一浩《OTA HOUSE MUSEUM》、《積善館》

2011/12/28(水)(五十嵐太郎)

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