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artscapeレビュー

花岡伸宏「回帰:recurrence」

2012年07月01日号

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会期:2012/06/02~2012/06/17

Gallery PARC[京都府]

まるで無関係なモチーフや素材を合体させた彫刻作品で、常識が通用しない“意味の真空地帯”を味わわせてくれる花岡伸宏。本展では、新作3点と近作6点が展示され、近年の彼の志向がうかがえる構成となっていた。花岡の以前の作品には、人物像の肩が脱臼していたり、円筒形のご飯の塊が木を突き抜けるなど、特徴的なパターンが見られた。しかし、新作には純然たる木彫作品もある。どうやら彼は新たな領域へ踏み込もうとしているようだ。展覧会タイトルの「回帰」が何を表わしているのか、次の個展を見ればその答えが明らかになるだろう。

2012/06/02(土)(小吹隆文)

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