2017年11月15日号
次回12月1日更新予定

artscapeレビュー

対話する美術/前衛の関西

2012年07月01日号

twitterでつぶやく

会期:2012/06/09~2012/07/29

西宮市大谷記念美術館[兵庫県]

同館の開館40周年を記念した展覧会。過去に企画展などを通じて収集した、戦後関西の現代美術作家17組を紹介している。会場構成は、最初に「カンヴァス上の格闘」と題して、須田剋太、津高和一、元永定正、白髪一雄らを紹介し、次からは、「物質と時間」(山口牧生×藤本由紀夫)、「世界を映す」(森口宏一×植松奎二)、「見えないもの」(石原友明×パラモデル)といった具合に、1室ごとに2作家が対峙するかたちを取っていた。作家や作品の数を増やそうと思えばできるものを、あえて作品数を抑えて贅沢な空間づくりに徹したのが素晴らしい。規模は決して大きくないが、最近美術館で見た展覧会のなかでも記憶に残るもののひとつである。

2012/06/09(土)(小吹隆文)

▲ページの先頭へ

artscapeレビュー /relation/e_000175763.json l 10034592

2012年07月01日号の
artscapeレビュー

文字の大きさ