2018年10月15日号
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artscapeレビュー

大イタリア展──Viva Italia!

2012年07月15日号

会期:2012/05/19~2012/06/23

studioJ[大阪府]

「イタリア」をテーマに作家それぞれが自由にイメージ、表現した作品が展示されていた。参加作家は荒木由香里、池田慎、碓井ゆい、加賀城建、河地貢士、木内貴志、坂本真澄、密照京華、DOGU ARIN、Jhoan Peter Holという10名。平面、立体と表現手法もさまざまなのだが、ここで初めて知った作家や、ドローイングは初の試みだという作家の作品など、私自身が初めて出会うものが多い会場だった。テレビのクイズ番組がすぐさま頭に浮かぶ、イタリアの国旗の3色を用いた木内貴志の《Attack! Twenty-five》、お菓子の包装紙でつくられた碓井ゆいの小さなレインコート、おぼろげな色彩が美しい加賀城建の染色、イタリア社会を風刺するユーモアも効いたJhoan Peter Holの作品など、全体に遊び心を散りばめた内容が愉快。コンセプトやメッセージ性が強い展覧会もいいけれど、こんな賑やかなグループ展はやはり楽しい。



展示風景

2012/06/23(土)(酒井千穂)

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