2018年10月15日号
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artscapeレビュー

木洩れ陽の宇宙II 山本修司 作品展

2013年07月01日号

会期:2013/06/08~2013/07/14

尼信会館[兵庫県]

山本が近年精力的に発表している《木洩れ陽》シリーズを中心に、約25点の作品が出品された。その多くは、これまでに画廊で見たことがある作品だが、美術館並みの空間に並べてみると、やはり新たな感動がある。彼の作品は、木洩れ陽から敷衍して宇宙的スケールにまでイマジネーションが飛躍する。それゆえ広大な展示空間で本領を発揮するのだ。ユニークだったのは床置きされた1点の新作。雪見障子のごとく低位置に設置された窓に合わせた、サイトスペシフィックな作品だ。ただ、千変万化の天然光には山本も手を焼いたらしい。私が訪れた時間帯は発色が沈んで見え、少々残念だった。

2013/06/14(金)(小吹隆文)

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