2018年10月15日号
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artscapeレビュー

あいちトリエンナーレ2013「揺れる大地──われわれはどこに立っているのか:場所、記憶、そして復活」

2013年10月15日号

会期:2013/08/10~2013/10/27

愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、長者町会場、納屋橋会場ほか[愛知県]

東日本大震災後のアートを意識し、世界各地で起きている社会の変動と共振するというテーマで開催されている第2回目のあいちトリエンナーレ。このときは長者町会場を見る時間はほとんどなかったのだが、愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、納屋橋会場などを歩いて回った。愛知県美術館、名古屋市美術館など、震災のほか、都市、建築をテーマにした大型作品や映像作品が目立った今回、それぞれの国で起こっている社会問題を扱った作品も多かった。全体に、見て考え自分なりに咀嚼すべき意義深い内容の展示ばかりではあったが、私が見た限りでは絵画作品はほとんどなく、バランスが偏っているようにも感じた。個人的にもっとも印象に残っているのは納屋橋会場で発表されていた名和晃平のインスタレーション作品。会場の床面からわき立つように発生している大量の泡とその光景はじつに壮観な眺めだった。

2013/09/22(日)(酒井千穂)

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