2018年06月15日号
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artscapeレビュー

五十嵐研ゼミ旅行2 毛綱毅曠の建築めぐり

2013年10月15日号

[北海道]

合宿2日目は釧路に移動し、毛綱毅曠の建築めぐりを行なう。《釧路フィッシャーマンズワーフMOO》(1989)、《釧路キャッスルホテル》(1987)、《釧路市立博物館》(1984)、《幣舞中学校(旧・釧路市立東中学校)》(1986)、《反住器》(1972)、《釧路市湿原展望台》(1984)、《釧路公立大学》(1987)など、子どものときから大人になっても、生涯毛綱建築とつきあえる街だ。筆者が学生の頃、最盛期を誇ったポストモダンの建築群であり、ようやく実見することができた。シンボリズムを語り、堂々と合理性や経済性から逃れることを言えた時代だ。それをまた発注者側も許容していたのが、すごい。現在のご時世だと絶対に無理だろう。釧路市立博物館では、あの異形の建築そのものが顔になったゆるキャラが存在していた。

写真:左上=《釧路フィッシャーマンズワーフMOO》、左下=《釧路市立博物館》、右上=反住器》、右下=《釧路市湿原展望台》

2013/09/03(火)(五十嵐太郎)

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