artscapeレビュー

菊竹清訓《スカイハウス》(1958)、磯崎新《新宿ホワイトハウス》(1957)

2013年10月15日号

[東京都新宿区]

朝から打ち合わせ。すぐ近くの菊竹清訓の《スカイハウス》を久しぶりに外から見たが、塀が高くなり、あまりよく見えない。続いて、新宿へ。前衛芸術家たちが出入した磯崎新の処女作、《ホワイハウス》がカフェにリノベーションされたので、昼食をとりつつ見学した。これもスカイハウスと同様、1950年代末の建築である。しかし、磯崎らしいというよりも、増沢洵の最小限住居の空間構成などと似ており、50年代のモダン住宅という感じだ。

写真:上=《スカイハウス》、下=《新宿ホワイトハウス》

2013/09/13(金)(五十嵐太郎)

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