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ハイレッド・センター:「直接行動」の軌跡展

2013年12月15日号

会期:2013/11/09~2013/12/23

名古屋市美術館[愛知県]

名古屋へ。「生きる喜び」(オノ・ヨーコの作品)がなくなったまち。だが、伏見地下街と出入口には、打開連合設計事務所による長者町ブループリントは変わらず、残っている。そして名古屋市美のハイレッドセンター展では、青木淳+杉戸洋のリノベーションを一部残した会場構成だった。リノベーションのリノベーションであり、また面白い効果を生む。事件の記録のようなキャプションと展示が興味深い。ほとんどのプロジェクトを知っていたが、当時の資料でこれだけまとめて見たことはない。当時、1,000円札模型の報道に関して、赤瀬川源平は新聞社に抗議していた。自由で、時代のエネルギーが伝わる。

2013/11/15(金)(五十嵐太郎)

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