artscapeレビュー

カタログ&ブックス│2014年5月

2014年05月15日号

展覧会カタログ、アートにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。

アンディ・ウォーホル展 永遠の15分 Andy Warhol: 15 Minutes Eternal

著者:近藤健一、マット・ウォービカン、ジェラリン・ハクスリー、田篭美保、土屋隆英
制作・発行:森美術館、アンディ・ウォーホル美術館/美術出版社
発行日:2014年02月01日
価格:2,800円(税別)
サイズ:A4変形版、312頁

2014年2月1日から5月6日に森美術館で開催された「アンディ・ウォーホル展 永遠の15分」の展覧会カタログ。展覧会では、700点におよぶ初期から晩年までのウォーホルの作品と資料が包括的に紹介された。


HAMArt!vol.8

編集・発行:HAMArt!編集部
発行日:2014年04月30日
サイズ:A5判、34頁

BankART schoolの講座「アートの綴り方」の講師、美術批評家の福住廉が編集長を務めるフリーペーパー「HAMArt!」のvol.8。内容は展覧会レビューを中心に、前衛美術運動「THE PLAY」の主要メンバー三喜徹雄氏へのインタビュー、横浜美術館をはじめとする4つの美術館の館長室を訪問したものなどを掲載。




trans×form──かたちをこえる

著者:岩崎貴宏、八木良太、マニシャ・パレク、ウォラポン・マヌピパポン
写真:小山田邦哉、国際芸術センター青森
アートディレクション&デザイン:木村稔将
発行:青森公立大学国際芸術センター(ACAC)
発行日:2014年03月25日
サイズ:B5変判、80頁

2013年度夏のアーティスト・イン・レジデンスのテーマは、「変換する、変形する」などを意味する"transform"ということばを、"trans"と"form"に解体し、再び掛け合わせ"trans×form"とした。"trans"は「超える」「変換する」などを意味する接頭語で、"form"は「外形」「形式」「構造」などを意味する。各語の意味するところを様々に交換することで「形態を変える」、「形式を超える」、「様相を転換する」など多様な解釈が可能だ。[本書より]


中崎透×青森市所蔵作品展──シュプールを追いかけて

著者:中崎透、近藤由紀、服部浩之、金子由紀子
写真:西川幸治、中崎透、ワークショップ参加者、国際芸術センター青森
デザイン:乗田菜々美
発行:青森公立大学国際芸術センター(ACAC)
発行日:2014年03月25日
サイズ:B5変判、80頁

この本は、1年間に渡って行われたワークショップ「展覧会、つくらない!?」の記録集であると共に、その結果出来あがった中崎透×青森市所蔵作品展「シュプールを追いかけて」の展覧会カタログでもある。[本書より]


Exchange 種を植える

著者:野坂徹夫、近藤由紀、服部浩之、金子由紀子
発行:青森公立大学国際芸術センター(ACAC)
発行日:2014年03月24日
サイズ:B5変判、72頁

森の木、鳥やけものの声、水面に映る月の光。あらゆる被造物が混じり合い、ACACの円形宇宙に結ばれる。「Exchangeー種を植える」展は多くの手と心と知覚の交換によって宝をのこした。[本書より]





大人が作る秘密基地 屋外、ツリーハウス、リノベーション、シェアオフィスまで

著者:影山 裕樹
イラスト:竹田 嘉文
発行:DU BOOKS
発行日:2014年04月23日
価格:1,680円(税別)
サイズ:B6判、240頁

建築、まちづくりにも役立つ! 自由な発想で場所と人をデザインする、大人版・秘密基地18の方法。これからの時代を生き抜くアイデアとヒント。創造力と心の拠り所になるコミュニティづくり。自分らしく生きたいと思ったら、自分のための空間を作ろう。その手順がこの本には詰まってる[本書帯より]

2014/05/15(木)(artscape編集部)

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