The Act of Painting:artscapeレビュー|美術館・アート情報 artscape

2018年08月01日号
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artscapeレビュー

The Act of Painting

2014年10月15日号

会期:2014/09/16~2014/09/30

Casaさかのうえ[神奈川県]

Casaさかのうえは、慶応大学日吉校舎の坂の下(坂はもっと下まで続くので名称は「さかのうえ」)の脇道を入った場所に建つ、1軒家の小さなギャラリー。展示空間の前には中庭があり、オフィス空間も階段を効果的に使って広々と見せるなど、なかなかユニークな建築だ。ここで展示しているのは、オランダのマーストリヒトを中心に活動する「The Act of Painting」という抽象絵画のグループ。そのなかに日本人の中村眞弥子がいるため、日本にも巡回することになったという。日本展には門田光雅も加わり、計16人が参加。ギャラリーは5坪程度の小さな空間ながら天井は高く、おまけに下方に窓があったりするので、みんな見上げる高さに作品を展示している。これが具象だと難があるが、抽象の小品だと違和感がない。再び抽象が注目を集めているのは世界共通の現象だろうか。

2014/09/16(火)(村田真)

2014年10月15日号の
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