2017年07月15日号
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artscapeレビュー

3331アートフェア2015

2015年04月15日号

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会期:2015/03/21~2015/03/29

3331アーツ千代田メインギャラリー[東京都]

アートフェアといえば、画廊が集まってそれぞれ扱い作家の作品を出展する形式だが、これは主催者側がアーティストを選んで出品してもらい、作品を売ることで作家を支援すると同時に「新しいコレクター像」も確立しようというシステム。出品は五木田智央、三沢厚彦、オル太ら名を知られてるアーティストも含めて86組で、アートフェアというよりグループ展、いや個展の集合に近いかもしれない。ちょっとほしいなと思ったのは、「道頓堀」「パチンコ」などネオンサインの部分だけをプリントした藤倉翼、透明アクリルでヤドカリのシェルターをつくるAKI INOMATA、日本の近代絵画に擬態した菊谷達史、人体の一部を彫刻にする今野健太、セルフヌード写真に洞窟壁画のイメージを刺繍した宮川ひかる、CDケースや段ボール箱をタブロー化した末永史尚らの作品。ほしくはないけど、壁に穴をあける小川真生樹の作品(@5万円)は売れたんだろうか、心配になる。余談だが、このアートフェアが毎年ずっと続いたら、そして3331がなくならなければ、1316年後には「3331アートフェア3331」になるだろう。そこまで続けてほしいなあ。

2015/03/26(木)(村田真)

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