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artscapeレビュー

燕子花と紅白梅──光琳デザインの秘密

2015年05月15日号

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会期:2015/04/18~2015/05/17

根津美術館[東京都]

尾形光琳の300年忌を記念し、根津美術館所蔵《燕子花図屏風》とMOA美術館所蔵《紅白梅図屏風》の2点の国宝屏風を並陳している。この2点が並ぶのは、今上天皇が皇太子のときの結婚記念以来なんと56年ぶりという。でも半世紀前に比べてこれだけカラー印刷があふれ、ネットで自由に画像を検索できるようになった現在、この2点を実際に並べることのありがたみは確実に薄まってるような気がする。いや、よく考えれば逆に強まっているのかも。記者発表の講堂にも《燕子花図屏風》のレプリカが置いてあったけど、いまの技術からすれば精巧なレプリカを陳列してもたぶんだれも気づかないだろうなあ。

2015/04/17(金)(村田真)

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