2017年09月15日号
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artscapeレビュー

ハンス・ホライン《ハース・ハウス》/オットー・ワグナー《アンカーハウス》/アドルフ・ロース《ロースハウス》

2015年07月15日号

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[オーストリア、ウィーン]

竣工:1990年/1895年/1910年

シュテファン大聖堂の横の広場では、ちょうどデモが行なわれていた。これに対峙するハンス・ホラインの《ハースハウス》は、意図的に仮面としてファサードの表現を行なう。ただし、内部の衣服売り場に関しては、特筆すべきことがない。シュテファン大聖堂周辺では、お約束のホライン、ロースなどの店舗をめぐる。大きな建築のごく一部の小さな路面店で、半世紀前、一世紀前のインテリアだが、いまも現役で残っているのは、日本では考えられない。またワグナーの《アンカーハウス》は、足下を鉄とガラスで軽く包む。《ロースハウス》は、王宮の向かいながら、上部は装飾を排除する。ところで、今回はウィーン市内でも、ショッピングモール的な施設が増えている印象を受けた。

写真:左上から、ホライン《ハースハウス》《シュリン宝石店I》《シュリン宝石店II》《レッティ蝋燭店》、右上ら、《シュテファン聖堂》(2枚)、ロース《アメリカン・バー》、ワグナー《アンカーハウス》、ロース《ロースハウス》

2015/06/20(土)(五十嵐太郎)

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