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中国建築家連続講義第1回 王昀(WANG Yun)──21世紀北京の都市建築論

2015年11月15日号

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会期:2015/10/23~2015/10/23

東北大学青葉山東キャンパス[宮城県]

東北大学にて、北京の建築家、王昀を招いて、レクチャーが行なわれた。日本に留学したときのアイデア・コンペを契機に始めた、建築と音楽、あるいは書を接続する実験的なフォルマリズムの探求が興味深い。もっとも、ただ理論で終わらせず、実際に1/1の模型としてパヴィリオンを大学構内に建設している。その手法は、いわば楽譜を図形とみなして、平面化するものだが、実際に三次元化するには、別の要素が必要だ。すなわち、高さ、比例、素材、大きさのたしかな感覚があるからこそ、建築化してもおかしくない。また派手な造形を好む中国では必ずしもすんなりとは受け入れられない、白いモダニズム的な自作に、自ら突っ込むスタイルの講演も新鮮だった。

2015/10/23(金)(五十嵐太郎)

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