2018年04月15日号
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artscapeレビュー

シカゴ・ビエンナーレ国際建築展

2016年02月15日号

会期:2015/10/01~2016/01/03

シカゴ文化センターほか[アメリカ、シカゴ]

2015年から始まった第一回シカゴ・ビエンナーレ国際建築展が、今回のシカゴ訪問の目的である。以前この企画の学芸員が、あいちトリエンナーレ2013の視察に来ており、シカゴで建築ビエンナーレを準備中と述べていたが、無事、実現したわけだ。まずはメイン会場のシカゴ文化センター(1897)へ。世界の若手建築家が参加し、1/1のインスタレーション(VO TRONG NGHIA、MOS、ALBORIほか)、家具(RAAAF、KÉRÉ ARCHITECTURE、PEDRO&JUANAほか)、模型、ドローイング、イワン・バーンの写真、シカゴ改造計画(PLAN Bほか)、リサーチ、サラセノのアートなど、さまざまな表現が展開する。印象に残ったのは、パキスタンのベアフット・アーキテクチャーによる震災後のシェルター住居や、ラカトン&ヴァッサルによる集合住宅リノベーションなど、社会性の強いプロジェクトだった。日本からは、アトリエ・ワンによるポップ・ピラネージ的なインスタレーション、藤本壮介の「これも建築だ!」の模型群、石上純也によるKAITのプロジェクト、大西麻貴+百田有希による《Children's Town》が出品されていた。

写真:左=上から、シカゴ文化センター、PEDRO&JUANA、イワン・バーン、MOS 右=上から、ベアフット・アーキテクチャー、アトリエ・ワン、藤本壮介、大西麻貴+百田有希

2015/12/28(月)(五十嵐太郎)

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