2018年01月15日号
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artscapeレビュー

プレビュー:木内貴志個展「木内妄想芸術大学作品展─独りホームカミング─」

2016年05月15日号

会期:2016/05/23~2016/06/25

成安造形大学【キャンパスが美術館】[滋賀県]

成安造形大学在学中の1997年に「木内貴志大回顧展」でデビュー。以来、「木内貴志とその時代」(2000)、「キウチビエンナーレ2001」(2001)、「キウチビデオフェスティバル2007」(2007)など、自らの名を冠した単独イベントを積み重ねてきた木内貴志。彼が、絵画、彫刻、写真、インスタレーション、映像など多彩なジャンルで表現するのは、社会や美術の制度に対する問題提起であり、それらへの屈折した愛情である。作品には、駄洒落、ユーモア、自虐ネタがふんだんに盛り込まれており、敢えて作風を洗練させないところも大きな特徴といえる。母校で初の大規模個展となる本展では、木内が妄想した芸術大学の作品展という体裁をとり、学生時代の作品から新作までを網羅。木内の作品世界=キウチズムの真髄を体験できる。

2016/04/20(水)(小吹隆文)

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