2018年01月15日号
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artscapeレビュー

花博公園、台北ビエンナーレ2016ほか

2017年02月15日号

会期:2016/09/10~2017/02/05

花博公園、台北市立美術館[台湾、台北市]

圓山駅から花博公園を歩く。ペットボトルをリサイクルし、夜はLEDで内部から光る壁をもつARTHUR HUANGのエコ・アークなど、2010年の博覧会開催時に訪れたパヴィリオンがいくつか残る。台北市立美術館の南側エントランスに接続された新しいガラスのチューブから入る。台北ビエンナーレ2016はレベルが高く、本格的な内容だった。陳界仁によるハンセン病施設の映像がやはり強烈である。シバウラハウスでのパフォーマンスも紹介され、写真に僕の背中が映っていた。ほかにXavier LE ROYによるコレオグラフィーの実演、建築ではカンボジアのPEN Sereypagnaなど。2階では、フランシス・アリスの小を散りばめる。また、ビエンナーレがスタートして10周年ということもあり、1996年から2014年の歴史を振り返るメタ展示も開催していた。継続によって確かな蓄積になっている。地下では、台北アートアワード2016展を開催し、1980年代生まれのさまざまなタイプの若手作家を紹介していた。3階では、1941年生まれの女性写真家、王信の大規模回顧展が開催されていた。

写真:左=上から、《エコ・アーク》、《台北市立美術館》の南側エントランス、Xavier LE ROY、PEN Sereypagna 右=上から、フランシス・アリス、10周年展示、台北アートアワード2016展、王信回顧展

2016/12/30(金)(五十嵐太郎)

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