2018年04月15日号
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artscapeレビュー

プレビュー:田嶋悦子展 Records of Clay and Glass

2017年06月01日号

会期:2017/06/10~2017/07/30

西宮市大谷記念美術館[兵庫県]

陶とガラスにより生命感に満ちた造形をつくり出す田嶋悦子。1980年代は、兵庫県立近代美術館の「アート・ナウ」やギャラリー白で行なわれた「YES ART」など、当時の関西現代美術界における重要展で、カラフルかつ巨大な陶オブジェを発表していた。しかし1990年代以降は、装飾性を削いだミニマルな作風へと移行、やがて陶とガラスを組み合わせた独自の表現にたどり着いた。筆者は、いまは無き大阪の番画廊を中心に彼女の作品をコンスタントに見てきたが、美術館での鑑賞経験は乏しい。広大な展示室で田嶋がどのような展示を見せてくれるのか、いまから楽しみだ。なお本展では、陶とガラスを組み合わせた代表的なシリーズ《Cornucopia》のほか、1980年代から新作までのインスタレーションを中心とした15点が出展される予定だ。

2017/05/20(土)(小吹隆文)

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