2018年06月15日号
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artscapeレビュー

カタログ&ブックス│2018年4月

2018年04月15日号

展覧会カタログ、アートにまつわる近刊書籍をアートスケープ編集部が紹介します。

コンニチハ技術トシテノ美術 Nice to meet you Artechnik

企画・発行:せんだいメディアテーク
制作・販売:T&M Projects
発行日:2018年3月20日
定価:1,500円(税抜)
サイズ:B5判変形、ソフトカバー、128ページ
写真:小岩勉
デザイン:佐藤豊
編集協力:高橋創一
編集:細谷修平、清水建人(せんだいメディアテーク)

2017年度の展覧会「コンニチハ技術トシテノ美術」の記録書籍を刊行しました。展示作品の写真や作家の言葉、社会学者貞包英之さんと鷲田清一館長の論考、comosTVのトークイベントなどを掲載しています。

現代アートとは何か

著者:小崎哲哉
発行:河出書房新社
発行日:2018年3月27日
定価:2,700円(税抜)
サイズ:四六判変形、ハードカバー、448ページ

現代アートを司るのは、いったい誰なのか? 世界的企業のトップや王族などのスーパーコレクター、暗躍するギャラリスト、資本主義と微妙な距離を保つキュレーター、存在感を失いつつも反撃を試みる理論家、そして新たな世界秩序に挑むアーティストたち……。日本からはなかなか見えてこない、グローバル社会における現代アートの常識(ルール)=本当の姿(リアル)を描きつつ、なぜアートがこのような表現に至ったのか、そしてこれからのアートがどのように変貌してゆくのかを、本書は問う。さらに、これら現代アートの「動機」をチャート化した「現代アート採点法」によって、「難解」と思われがちなアート作品が目からウロコにわかりはじめるだろう。アートジャーナリズムの第一人者による、まったく新しい現代アート入門。

メディア・アート原論

編者:久保田晃弘・畠中実
発行:フィルムアート社
発行日:2018年3月24日
定価:1,700円(税抜)
サイズ:B6判、ソフトカバー、208ページ
デザイン:戸塚泰雄(nu)

メディア・アートを明確に定義することは難しく、メディア・アートをめぐる言説に関しても複数が錯綜している状態です。本書は、最先端の工学に明るく、創作者としても活躍中の久保田晃弘さんと日本のメディア・アートのメッカ、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で20年間メディア・アートの現場に携わってきた畠中実さんという第一人者の二人が、メディア・アートに関する論点をわかりやすく整理・解説した入門書です。

キュレーションの方法 オブリストは語る

著者:ハンス・ウルリッヒ・オブリスト
訳者:中野勉
発行:河出書房新社
発行日:2018年2月26日
定価:2,916円(税抜)
サイズ:四六判、ハードカバー、248ページ

英「アートレビュー」誌「現代アートの最も影響力を持つ100人」で第1位に選ばれたトップ・キュレーターが、自身の活動を振り返り、現代アートを含む芸術文化の過去と未来を語り尽くす!

JA 109 SPRING, 2018 Kengo Kuma: a LAB for materials

発行:新建築社
発行日:2018年3月3日
定価:2,963円(税抜)
サイズ:297×226mm、ソフトカバー、208ページ
表紙デザイン:田中義久

くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」展の公式図録。「国内外で膨大なプロジェクトを抱えつつ疾走する世界的建築家、隈研吾(1954~)。古今東西の思想に精通し、「負ける建築」「自然な建築」などの理念を実践してきた約30年に及ぶプロジェクトを集大成して展観します。本展では特に、隈が仕事を通じて対話を重ねてきた素材に着目し、主要なマテリアル(竹、木、紙、石、土など)ごとに分類・整理することで、“もの”という観点から概観を試みます。」
展覧会は東京ステーションギャラリーにて2018年5月6日(日)まで開催中。

[引用部分:美術館ウェブサイトより]

グリーンランド:中谷芙二子+宇吉郎

発行:エルメス財団
発行日:2018年3月
定価:非売品
サイズ:A5判、ソフトカバー、72ページ
アートディレクション:犀

2018年3月上旬までメゾンエルメスで開催された、霧のアーティストとして国際的に活躍する中谷芙二子とその父・宇吉郎による同名の展覧会の公式カタログ。展示のインスタレーションビュー、作品リストのほか、岡崎乾二郎による評論「あふるるもの」などを収録。

AC2 No.19(通巻20号)

発行:青森公立大学 国際芸術センター青森(ACAC)
発行日:2018年3月23日
定価:無料(送料は自己負担、取り寄せ方法などの詳細は発行元のページ参照)
サイズ:B5判変型、ソフトカバー、124ページ
デザイン・レイアウト:小枝由紀美

アーティスト・イン・レジデンスを主な事業とする国際芸術センター青森による編集・発行の定期刊行誌。特集は「美術と社会」。2017年に同施設で滞在制作を行なったアーティストのインタビューや展示記録などを複数掲載。


芸術と労働

編者:白川昌生/杉田敦
発行:水声社
発行日:2018年3月1日
定価:2,916円(税抜)
サイズ:ハードカバー、236ページ

芸術活動と労働について現況をさまざまな視点から捉え、芸術と労働、芸術と社会との関わりを考察し、その行方を探る試み。

Amazonより]
コンサベーション_ピース ここからむこうへ part A 青野文昭展

編者・執筆:大内曜
発行:武蔵野市立吉祥寺美術館
発行日:2018年3月30日
定価:2,000円(税抜)
サイズ:A4判、ソフトカバー、80ページ
デザイン:尾中俊介(Calamari Inc.)

2017年9月9日〜10月15日に武蔵野市立吉祥寺美術館で開催した「コンサベーション_ピース ここからむこうへ part A 青野文昭展」の公式カタログ。同展の会場写真や青野文昭氏による関連テキストのほか、小説家の保坂和志氏が本展に寄せたテキストを掲載。出品作以外の過去作品図版も多数掲載し、青野氏の作品集としての体裁を兼ねた内容です。

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2018/04/15(artscape編集部)

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